中身ぎっしり 。
カンヌなど海外で評価が高い河瀬直美監督の新作。正直、今までは苦手なタイプの作品ばかりだった。それが今回はドリアン助川の原作もの。これが素晴らしかった。過去を背負いどら焼き屋で働く男と、常連の女子高生、そしてその店にバイトしたいとやってきた老婆の話だ。はじめは断ったものの、老婆の作ってきたアンコのうまさに驚愕してやとうことになり…という展開だが、樹木希林と小豆にぐいぐい引き込まれていく。小豆をもてなすとか声を聞いてやるとか、一歩間違うとイタいだけの台詞になぜか説得力がでてしまうマジック。そしてそのアンコがきっかけになり、下ばかり向いていた人たちの人生が変わっていくマジック。どら焼きひとつの中にぎっしりそんなこころを揺さぶる要素がつまった1本だった。コンビニじゃなく、手作りのどら焼き食べたくなった。
カンヌなど海外で評価が高い河瀬直美監督の新作。正直、今までは苦手なタイプの作品ばかりだった。それが今回はドリアン助川の原作もの。これが素晴らしかった。過去を背負いどら焼き屋で働く男と、常連の女子高生、そしてその店にバイトしたいとやってきた老婆の話だ。はじめは断ったものの、老婆の作ってきたアンコのうまさに驚愕してやとうことになり…という展開だが、樹木希林と小豆にぐいぐい引き込まれていく。小豆をもてなすとか声を聞いてやるとか、一歩間違うとイタいだけの台詞になぜか説得力がでてしまうマジック。そしてそのアンコがきっかけになり、下ばかり向いていた人たちの人生が変わっていくマジック。どら焼きひとつの中にぎっしりそんなこころを揺さぶる要素がつまった1本だった。コンビニじゃなく、手作りのどら焼き食べたくなった。