フィクションだけど、現実。
まもなく発生から3年を迎える東日本大震災、原発事故で田畑や家に住めなくなり仮設で暮らす兄家族と、そこに「誰もいなくなったから」帰ってきて独りで生活し始めた弟。「何も悪いことはしてない」のに、そんな状況を強いられている彼らの生活が、決して物語の中や知らない国、大昔の出来事ではなく、福島に今存在するという事実。そこに打ちのめされた。それでも彼らは自分の家というかhomeを作って生きていっている。役者たちの地味ながら力のある演技によって、彼らの気持ちを感じれば感じるほど、かえって切なくなってしまった。この時期に見れて良かった。
まもなく発生から3年を迎える東日本大震災、原発事故で田畑や家に住めなくなり仮設で暮らす兄家族と、そこに「誰もいなくなったから」帰ってきて独りで生活し始めた弟。「何も悪いことはしてない」のに、そんな状況を強いられている彼らの生活が、決して物語の中や知らない国、大昔の出来事ではなく、福島に今存在するという事実。そこに打ちのめされた。それでも彼らは自分の家というかhomeを作って生きていっている。役者たちの地味ながら力のある演技によって、彼らの気持ちを感じれば感じるほど、かえって切なくなってしまった。この時期に見れて良かった。