"しゅらら"とか"ぼん"が出そうで出ない感じ。
関西圏を舞台にしたちょっと不思議な和風ファンタジーが得意な万城目学の作品の映画化。琵琶湖のほとりの城に住む"力"を持った一族と長年の敵というかなり突拍子もない設定を頑張って映像化してあるとは思う。ちょっと前に団地から出たことがないという設定を演じきった濱田岳は今回も素晴らしかった。パーツは素晴らしいのに見終わってモヤモヤが残ってしまうのは原作のせいかな。なんか合わないんだよなあ、おれ。