たまには黒山田。
巨匠山田洋次監督が昭和初期の丘の上の洋館を舞台に撮った「家政婦は見た」みたいな話。奥様を松たか子、女中を黒木華、女中の今を倍賞さん。ぴたっとはまったこの3人の演技に釘づけで、男たちは添え物。山田作品にはあまりない女の物語だ。しかも清楚な若奥様が抱える秘密は不倫!時代が時代だから華美な服装や化粧はない中、端々ににじみ出る「女」の描写にドキドキした。山田さんというと寅さんみたいな笑いと人情を描いた「正しい方向」の物語が多いが、これはダークサイドに徹しているのも新鮮だ。いつもの山田節を期待してきた婆さんたちのショックと、若い世代にとってムズムズしそうな現代描写がどこまで我慢できるか?それがヒットの分岐点かな。
巨匠山田洋次監督が昭和初期の丘の上の洋館を舞台に撮った「家政婦は見た」みたいな話。奥様を松たか子、女中を黒木華、女中の今を倍賞さん。ぴたっとはまったこの3人の演技に釘づけで、男たちは添え物。山田作品にはあまりない女の物語だ。しかも清楚な若奥様が抱える秘密は不倫!時代が時代だから華美な服装や化粧はない中、端々ににじみ出る「女」の描写にドキドキした。山田さんというと寅さんみたいな笑いと人情を描いた「正しい方向」の物語が多いが、これはダークサイドに徹しているのも新鮮だ。いつもの山田節を期待してきた婆さんたちのショックと、若い世代にとってムズムズしそうな現代描写がどこまで我慢できるか?それがヒットの分岐点かな。