今、そこにあるかもしれない危機。
周防正行監督の新作は前回の「痴漢の冤罪」に続く、医師による延命治療・尊厳死の判断基準に切り込んだ作品。
さいわい両親ともにまだ介護が必要な感じでもないけど、いつ来てもおかしくない状況だけに他人事と思えず見入ってしまった。
感じたのは行為者と対象者の関係性を検証する努力すらしないで、客観的な事実のみを優先する法制度のおかしさ。
もちろん感情の立証は難しいのはわかるけども、そこを追求する努力より結果を優先する、そりゃおかしなことになりまっせ。
また見ながら個人的に一番凹んだのが、自分より先に見たという両親の感想。母親は「ちゃんと意思を書いておかなきゃ」
父親は「うーん・・・」そんな男前ではないけど、役所広司に自分を重ねちゃったんだと思う。まだまだ孫も小さいんだし、もうちょっと頑張ってくれよ!じいちゃん。
周防正行監督の新作は前回の「痴漢の冤罪」に続く、医師による延命治療・尊厳死の判断基準に切り込んだ作品。
さいわい両親ともにまだ介護が必要な感じでもないけど、いつ来てもおかしくない状況だけに他人事と思えず見入ってしまった。
感じたのは行為者と対象者の関係性を検証する努力すらしないで、客観的な事実のみを優先する法制度のおかしさ。
もちろん感情の立証は難しいのはわかるけども、そこを追求する努力より結果を優先する、そりゃおかしなことになりまっせ。
また見ながら個人的に一番凹んだのが、自分より先に見たという両親の感想。母親は「ちゃんと意思を書いておかなきゃ」
父親は「うーん・・・」そんな男前ではないけど、役所広司に自分を重ねちゃったんだと思う。まだまだ孫も小さいんだし、もうちょっと頑張ってくれよ!じいちゃん。