幸せでなく、しあわせ。
13才から73才までの60年間、メイドとして一家のために働いてくれた桃さん(実在)の話をプロデューサーが映画化した作品。自分は何も言う権利はないが、自分らしく!だ、女性として!だ、権利主張の強い現在に比べ、一体何が楽しみだったんだろう?と疑問すら感じる母より上の世代の「しあわせ」について描いた作品。カネがあって好きなものが買えて好きな所にいける、今の大概の人が羨ましがる「幸せ」を上回るもの。そう、そのために母たちは男の仕事より格段に過酷な母親業を遂行してきたんだから。まあ桃さんは母親ではないけれど。
13才から73才までの60年間、メイドとして一家のために働いてくれた桃さん(実在)の話をプロデューサーが映画化した作品。自分は何も言う権利はないが、自分らしく!だ、女性として!だ、権利主張の強い現在に比べ、一体何が楽しみだったんだろう?と疑問すら感じる母より上の世代の「しあわせ」について描いた作品。カネがあって好きなものが買えて好きな所にいける、今の大概の人が羨ましがる「幸せ」を上回るもの。そう、そのために母たちは男の仕事より格段に過酷な母親業を遂行してきたんだから。まあ桃さんは母親ではないけれど。