事実は小説よりも…
ベン・アフレック監督・主演による実話の映画化。1980年テヘランでアメリカ大使館が革命軍に占拠された。そこから逃げて隠れた大使館員をイラン国外に脱出させるため、CIAがとった作戦は「ウソ映画をでっち上げて、そのロケスタッフのふりをする」という奇想天外なもの。実際あったクーデター下という緊迫感と、冗談みたいな設定の緩急にグッとつかまれてしまった。ウソ番組でのドッキリはテレビでも見ることがあるけど、このドッキリはバレたら100パーセント処刑!計画がさまざまなアクシデントで邪魔され、クライマックスは久しぶりに手に汗握ってしまった。また30年前の野暮ったい雰囲気も見事に再現されていた。これはなかなかやるわい。