ちょっと戻ってみるかな。
インディーズ映画では異例のヒット作として名前は知っていたけど、見逃していたシリーズの最新作が公開されたと知って見に行った。
タイトル通り、埼玉のラッパーがどんどん転落して逃げ回る話だ。見ていて感じたのはちょっと前の「サウダーヂ」同様、地方の若者のあふれるパワーを持て余している焦燥感、うまく活用すれば形になるはずなのにそれを導く人や情報がないための空回り感。一丁前に先進国面してるけど、これが日本の現実なのかなぁって不安を覚えた。ただ溢れる情熱をたいして上手くもないラップにぶつける不器用な青年の成長物語を最初から見てみたいなという気にはなった。