やっぱりオンナはわからない。
鉄の女と言われたイギリスのサッチャー元首相の伝記的映画。ボケが始まっている今のサッチャーが、ホントは亡くなってる旦那さんに導かれて、これまでを振り返るストーリーになっている。この作品でアカデミーをとったメリル・ストリープの演技は素晴らしい。でも描かれている内容が政治家としてのサッチャーの「男より強い」部分に偏り、予告では強調されていた妻として、母として抱えていたはずの葛藤や苦悩の部分が薄い。やっぱり男がとるとこうなっちゃうかなぁ…と思って調べたら、監督はオッサンみたいなおばはんやった(爆)