負けてたまるかぃ!
茶髪、クラブ、ギャル男、俺が日本で最も敬遠したいタイプの兄ちゃんたちが、クラブイベントの収益でカンボジアに小学校や診療所を建てたドキュメント。インタビューでのしゃべり方や、歓迎してくれた子供をみてヤベェ!としか言えないリアクションなど、腹立たしい面はたくさんあった。でも彼らは「やった」のだ。リスクを背負って実行し、継続している。劇中に流れているブルーハーツの「青空」じゃないが、髪の色やチャラい雰囲気で彼らの全てを判断しちゃあかん。おっさんも文句ばかり言わんと、「動かなきゃ!」「続けていかなきゃ!」と突き動かされる作品だった。代表の子が言ってたように、日本中の若者が「自分のため」じゃなく、「人のため」に自分から動いて何かやる充実感を体験してくれたら、日本はもっとマシな国になるのに。