年取るのも、悪くないかも。
「川の底からこんにちは」で注目された石井裕也監督の新作。今回の新作は光石研さん演じる「前にも後にも動けない50歳のおじさん」が主人公だ。自分があの年まであと一回りくらいあるけど、親が子供を思う気持ち、子が親を思う気持ち、自己表現が不器用な男の気持ち、そして損得なく友達のことを思える気持ち。派手な出来事なんかない話だけど、久々に心に染みる作品だった。特に良かったのが、光石さんと田口トモロヲさんの関係。30年以上の付き合いになる友達と、いつもの居酒屋、いつもの席、そしていつものメニュー。ホントのホームグラウンドってこういうもんかなって思った。また一人、名前だけで見に行く監督が増えた。
「川の底からこんにちは」で注目された石井裕也監督の新作。今回の新作は光石研さん演じる「前にも後にも動けない50歳のおじさん」が主人公だ。自分があの年まであと一回りくらいあるけど、親が子供を思う気持ち、子が親を思う気持ち、自己表現が不器用な男の気持ち、そして損得なく友達のことを思える気持ち。派手な出来事なんかない話だけど、久々に心に染みる作品だった。特に良かったのが、光石さんと田口トモロヲさんの関係。30年以上の付き合いになる友達と、いつもの居酒屋、いつもの席、そしていつものメニュー。ホントのホームグラウンドってこういうもんかなって思った。また一人、名前だけで見に行く監督が増えた。