白木屋の湯飲みに書いてありそう。
1970年前後、学生運動末期の活動家とジャーナリストになりたかった若者の昔話だ。地味な作品だけど、個人的に学生運動の話は興味がある。理解できないからだ。大人への参加直前で、型にはめられることに抵抗したがる大学生の有り余るエネルギーは今も昔も変わらないと思う。でも思想や理想が簡単に倫理観を覆すのはわからん。たとえ倒すべき体制から押し付けられたルールでも、人を殺していいってことにはならんやろ。あとかなり賢い部類の学生が活動していたにも関わらず、誰ひとり先を読んでなくて、勢いだけでやっている熱病状態なのは理解に苦しむなぁ。
それを時間がたってガッチリ落ち着いてから「あの頃は無茶苦茶だったけど、楽しかったなぁ」なんて泣かれても…あの時お~れは、馬鹿だった~♪