ベルマークちゃうねんから。
ヤンジャンの原作は未読。全く事前情報入れずにいったから、あの皮スーツから宇宙系の話だと思ってた。そしたら舞台はガッツリ東京でビックリ。バトルロワイヤルと逃走中を足して、巨大ロボが割ったような話だった。「生きてるか死んでるかわからないような」若者が人生をオモチャにされ、自分の存在価値を見つけていくという、皮肉の効いた設定はなかなかだと思うけど、何でも不可解なことを「ゲームのルールだから」にして整合性をつける感じは安直だし、生理的にもモヤモヤが残る部分だ。でも次を見に行かないわけにはいかないんだろうなぁ。
最後によかったのは、若い奴らには元ネタがわからないであろう田中星人の爽やかさとあのスーツ。子供の練習に付き合って身体中パンパンの中年オヤジにもちょっと貸してほしいなぁ。