ちょっと、場所わきまえてよ。
2時間を超える上映中ずっと気持ちわるさを感じていた。本能からくる性衝動を正当化するために妄想を膨らます原作、その「読むため」のセリフをまんま使ってしまった台本、舞台そのまんま昭和40年代のドラマのような演出、娯楽作だけでなく世界に通用する文芸作品も作れるんだぞというフジテレビのスケベ心。全てが俺にはしっくり来なくて、久しぶりに見るのがメンドくさくなった。少なくともTOHOシネマでクリスマスシーズンにやる作品ちゃうやろ、これは。