武士だって人間だもの。
森田芳光カントクによる「普通の武士の家族の物語」。時代劇だけど刀を抜くシーンはゼロ。幕末の厳しい時代に見栄を捨て、倹約と工夫で苦境を乗りきった家族をコミカルに描いていて、面白かった。これまでの時代劇というと大名や将軍が大活躍したり、剣豪と忍者と助さん格さんばっかり、団体戦だと赤穂浪士か新撰組だ。でも多分ちゃうねん!みんな武芸が得意な奴ばかりじゃない。99%は普通の生活をしていて、実戦なんてしたことない侍もたくさんいたに違いない。盛り上がりには欠けるけど、そういう「普通の人の生活」を垣間見れてよかった。わかぎえふさんが書くラックシステムの芝居を思い出した。
森田芳光カントクによる「普通の武士の家族の物語」。時代劇だけど刀を抜くシーンはゼロ。幕末の厳しい時代に見栄を捨て、倹約と工夫で苦境を乗りきった家族をコミカルに描いていて、面白かった。これまでの時代劇というと大名や将軍が大活躍したり、剣豪と忍者と助さん格さんばっかり、団体戦だと赤穂浪士か新撰組だ。でも多分ちゃうねん!みんな武芸が得意な奴ばかりじゃない。99%は普通の生活をしていて、実戦なんてしたことない侍もたくさんいたに違いない。盛り上がりには欠けるけど、そういう「普通の人の生活」を垣間見れてよかった。わかぎえふさんが書くラックシステムの芝居を思い出した。