ナガブチでは決してないけれど。
タイトルどおり、第2次大戦中に「敵国民」の偏見を跳ね返し、ヨーロッパ戦線で大活躍した日系部隊のドキュメント。見ていて感じたのは日本人としての誇りだ。日本人の顔をした彼らがアメリカのために尽くした激しい戦闘、それを支えたのは親から受け継いだ大和魂。我々が失った「日本人の良さや凄さ」をほとんど日本語を話せないじいさんたちから感じたのは衝撃だった。あともうひとつ感動したのは、繰り返してはならないという気持ちと同時に、戦った人たちに感謝し「彼らのおかげで今の自分たちがある」とはっきり言える、欧米の人たちの戦争を受け止める姿勢。やたらと戦争イコール悪ばかりを強調し、臭いものに蓋をしながら周りに謝ってばかりいるどこかの国の政府に見習って欲しいと思うわ。