見終わって呆然としてしまった。ヘレン・ケラーはたしか3重苦。プレシャスは体に障害はないものの、最悪の家庭環境。生活保護に頼る貧しいハーレム暮らし、親父にレイプされ、それが理由で母親からも虐待され、16歳で父親の子を2人も産み、さらには…もう不幸の特盛でおなかいっぱい。でも勇気を出して1歩踏み出したことで、支えてくれる先生や友達もでき、勉強が新たな世界を開いていくんだけど…耐えられない。俺の頭の中が不幸に寄りきられてしまった。だって彼女は何一つ悪いことなんかしてないから。動物レベルの知能しかないクソ親がてめえの快楽のためにこんな不幸を生み出しておいて、のうのうと生活保護を要求したりする。最近多い虐待事件の子供たちが被ってしまって、とても前向きな気持ちになんかなれない。バカ女に軽い気持ちで見てほしくない映画だった。