なんだかな…。
どういう経緯でできたかしらないけど、最近では珍しい女性監督のオリジナル脚本。野郎にはイマイチ共感しにくい、体温低めの物語が淡々と進行していく。主人公は愛を求める元サセコの書店員と家庭に問題を抱える考えすぎの童貞くん。社会的責任がないからキープできる純情なまっすぐさで、悩んだり世間を軽蔑したりする姿は懐かしく羨ましいような気もするけど、題名通り何かふわふわしてシックリこないのは何故?乳はでかいけど飛び切りの美人でもないサトエリと悩める思春期以外演じれそうにないヤグラくんのイケテナさは親近感につながるような気がするんだけどなぁ。