確かに今のところ今年ナンバーワンだ。
アカデミー作品賞をとったダニー・ボイル監督作品。トレインスポッティングで見せたスピード感はそのままに、見る者の心を揺さぶるストーリーを撮りきった非常にバランスのいい物語だと思う。最近賞をとる作品は妙に説教くさかったり、社会的意義ばかり強調したものが多いんだけど、これは「悲しくてたくましい」スラムの少年たちの人生や、ミリオネアというある意味すごく生々しい世界をミックスした非常に見事に構築されたエンターテイメントだ。まあ、あり得ん話だけど面白さがそれを上回り、納得させられてしまう。
でも…みのさんもトイレの鏡にあんなこと書いたりしたのかなあ?