贔屓目に見たいねんけど。
おくりびとの滝田監督、主演は大好きな名子役、須賀健太くんとかなり下駄をはかせたい作品だったけど…あかん。釣りのスポーツ的な魚との駆け引き、三平や周りの人たちの心情の変化、非日常的な釣り場の楽しさ、CGで再現した魚の見たことのない動き。面白くなる要素はたくさんあるのにどれも中途半端で使いきれなかった印象だ。だいたい誰に見せたかった映画なのか?そこが全くぼやけたまま。釣り上げた爽快感どころか、モヤモヤばかりが残った。