自由だっ!
人間って産まれた時からいろんなものに縛られている。子供の頃は親や学校の教育に、大人になったって社会常識や会社、家族や生活を守るためのお金に縛られて生きている。でも還暦をすぎて子供も独立、お笑いや映画で地位も収入もトップを極めたたけしさんくらいになると縛られるものなどほぼないんだろう(モナくらいか)

そんな彼が子供が絵を書くように自由に作った作品がこれだ。アートに生涯を捧げた主人公と周りの人々を通じて描かれる、芸術ってなんだ?誰のために、何のためにあるんだ?という問掛け。でもそんな高尚な部分もあれば、還暦すぎて風呂に沈められたり、大女優に着ぐるみ着せてペンキまみれにしたりと、らしいところもしっかりある。最近凝っている絵を物語にしたようだというのが、見た後の印象だ。
だから俺たちのような信者は無条件に「しょうがねぇなあ」と笑えるが、あれをカンヌに持って行くのはどうなんですか?森社長!