たいして味なんてかわらんのに、イキった女がよく飲んでいるスタバのコーヒー。あまり行かないのでよく知らないが、だいたい1杯400円くらいだろう。でもその豆を作っているエチオピアの農家に入るのは1000分の1のわずか0.4円。その差額を手にしているのは欧米諸国の企業や投資家。確かにその比率は衝撃的な真実だけど、この映画があかんのはそれだけで終わっているところ。奴隷時代から続く白人の搾取は改めて訴えることではないだろうし、それを何とかしようとする農協の動きも地味すぎて・・・。ドキュメントとエンタメは違うのはわかってるけど、やっぱり観客に次へのヒントやメッセージを伝えられなきゃ。