濃いのに薄いって。
生まれつき不幸と貧乏を背負った女と亭主の元ヤクザが幸せになっていく?話。設定はすごく濃い世界なのに原作が4コマ漫画だからなのか、キャラクターや物語が紋切り型ですごく薄っぺらくてガッカリした。今の時代にはそれがウケるのかもしれないけど、マンガみたいなキャラだけの役者を使った貧乏=不幸、暴力男=茶伏台、黒人=ラッパーみたいな記号だけで表せそうな物語が最近多すぎやわ。そんな安易な作品でのインスタントな感動なんて、後には決して残らない。ほら、こんな事書いてるうちにこの映画の良かったところ、ほぼ忘れちゃったやんか!