自分はどっちだ?
松尾スズキ作、監督による精神病隔離病棟の話。限りなく普通に近い主人公が異常な人たちの中で・・・という展開だが、しんみりせず笑いも入った見やすい物語に仕上がっている。すごいのは脇役陣だ。大竹しのぶに蒼井優にクドカン、妻夫木をチョイ役で遊ばせるなんて、名前だけ派手なテレビ局製作映画にはない贅沢さだ。
話の中で何度も出てくるのは正常と異常、面白い人とつまらない人という世界を2分するボーダーライン。あいまいな境界のアナタはどちら側ですか?的なテーマなんだろうけど、それを確認したところでどうなるんだろう?よくいる「本当の自分探しが好きな自称頑張ってるOL」にはジャストミートだと思うけど、オッさんにはイマイチピンとこなかったというのが正直なところ。でも最後のオチはよかったなぁ。