そのままにしときゃよかった。
元ネタのドリカム「未来予想図2」は確か高2の時だった。それから17年もトップアーチストであり続けているドリカムも、そんなに経っても映画になることができる曲の世界も一流だったんだと思う。
まだバイクも彼女もなかった田舎の高校生の勝手な想像の中にあったドラマが具体化するわけで、楽しみにしていた部分はあったんだけど、途中で久しぶりに昔の憧れの人に会って幻滅したみたいな気分になった。
サブストーリーにはいい部分もあった。泰造の花火職人も味があったし、松坂慶子のおかんの手紙にはちょっとウルっときた。その手紙の中に「一番大事なことはなかなか言えないから、ちゃんと言葉にした方がいい」という一節があったから、あえて書いておこう。
メインの女優、展開、ラストシーン、すべて五流でした。