ポチャン。あ、落ちた。
アメリカ西海岸を代表する観光地でありながら、世界有数の自殺の名所でもあるサンフランシスコの金門橋。そこをずーっと撮影し、「捕えてしまった」自殺シーンと身近な人たちのインタビューで構成された映画だ。初めて見た本物の自殺はビックリするくらいあっけなかった。もちろんいくら周りに話を聞いたって本人の気持ちなんかわからないのだが、死ぬほどの事ってどんな感じなんだろう?楽観お気楽主義の自分でも「俺なんかいなくても誰も困らんし」くらいヘコんだ事はある。でもそこでとどまったのは周りの心配とか迷惑とかでは決してなく、そんなあっけなく消えたら人生あまりにもつまらんだろうという未練と、あとビビりだからだ。単調な映画だったけど、それ以上に激しい睡魔に襲われたのは、ネガティブパワーに体が拒否反応を起こしていたからかもしれない。