こういうスーパーナチュラルもあるのね。
乙一原作による「ちょっと不思議ないい話」だ。誰も彼もケータイで繋がっている気になっている現在への問題提起も見事だったし、ひとつひとつの設定や展開も丁寧に綴られた感じがして、まさに主演の成海璃子のイメージそのまま、清らかでしなやかな物語になっていた。普段なら減点にする「客にしか聞こえない」心のつぶやきもちゃんと目で演技できていたし、このパターンならOKちゃうかな。