トリックの堤監督が夢枕獏の作品を映画化。ポスターには「面白ければそれでいい」みたいなことが書いてあった。たしかに、作ればヒットの売れっ子カントクが今の立場を利用して、怪獣ごっこやヒーローものを「大人買い」している雰囲気は楽しかった。ただ問題は主人公がやたら連呼するほど「面白ぇ!」くはないところだ。あれならどろろの方がよくできてたなぁ。