椿山課長の七日間 5突然死んだ中年サラリーマンが生前やりのこしたことをするため期間限定で生き返る、ただし全く逆の絶世の美女として。浅田次郎のこの秋第2弾だが期待していただけに肩透かしをくらった。なんか普通にいい話なのだ。逆に言えば驚かされる展開はない。唯一意外だったのは超ダイコンな主演女優の演技が、心は男で体は女というぎこちなさにはピッタリだったところ。そこまで計算してキャスティングしてたなら凄いわ。良かった台詞がひとつだけ「アイツ、いつも空気みたいな存在だったから、いなくなったら苦しくて・・・」ここだけ(涙)。