アメリカで急成長そして突然破綻した大企業、エンロンを経営陣の功罪を中心に追ったドキュメンタリー。見ていてライブドアまんまやな、と大概の日本人なら思うだろう。今までなかった分野での急成長、法制度の穴を狡猾についた手段での拡大、結局なに屋?みたいな商売、破綻後の足の引っ張りあい。ライブドアより5年くらい前の話だが、カネって恐ろしい麻薬だというのが一番感じたことだ。初めは志と夢を持って始めたはずの事業がいつのまにかカネを生む手段でしかなくなり、しかもそこに心奪われると倫理なんかどうでもよくなっていく。大半の人は経営者じゃないから関係ないと思うかもしれないが、自分の仕事を考えてみよう。自分や家族や社会のためじゃなく、カネのためだけに仕事してないか?それが幸せなんだろうか?