結婚50年になる老夫婦。子供はいないが穏やかな日々を送っている。そこに妻のアルツハイマーである。エンディングまで劇的な展開は一切ない。涙こそ出なかったが、なぜ歯をくいしばってしまったのだろう?壊れていく妻と見守る夫。凄まじいというセリフがあったが、そんなものではない。言葉に表せない大きなものを感じた。それを見事に演じきった初主演、76歳の春団治師匠。芸の深さというか、それこそ凄まじさを感じた演技だった。すばらしい!