
生モノの辛さ…。
マッハ!でCG・ワイヤーなしのスーパーアクションを見せてくれたタイのヒーロー、トニー・ジャーの世界進出第1弾だ。
確かにアクションは凄い。ほとんどパンチ・キックごとにカットをつないで細かく撮影するのが主流(と言うか普通それしかできない)なのに、あの長回しが出来るのは世界中を探しても彼しかいないだろう。
でもそれだけ。ストーリーはめっちゃ粗いし、もとがスタントマンだけあってトニー・ジャーの演技もひどいもんだ。突然記者会見場に現れて、「ボクの象はどこだ?」って、ただのイタい人やん!あれじゃ純粋というより、頭の弱いヒーローだ。ちょっと見てられなかった。
あとアクションにしても本当にやっているだけに、それほど前回からバージョンアップができるわけもなく、マッハ!の時ほどの驚きはない。デカい外人と戦わせたり、関節技を入れてみたりはしてるけど、結局「すごいムエタイ」以上にはなれない。イチローが何年連続で3割打っても、誰も驚かないのと一緒だ。
世界進出と言うことで、タイの映画ですよぉ!っていうのはどこの国の人にもわかりやすいタイトルだけど、もうちょっと何かなかったのかな?日本なら「味噌汁」になるわけ?