ヤリすぎで亡くなったの?

ナニー(ベビーシッターみたいなもん)を十数人も追い出した悪ガキ7人兄弟と魔法を使うナニー・マクフィーの対決?物語。原作が児童書だけあって、子供たちのイタズラも微笑ましく、ストーリーも予想通りに展開していく。
欲を言えば、子供たちの方にもう少し知恵があったりして、チームプレーでマクフィーさんを追い込む展開があってもよかったとは思うが、まあ素直に楽しめた。

7人兄弟なんて楽しそうだけど、親としたらたまらんなぁ…とか考えながら、テレビでよくやってる十人兄弟とかの大家族ものを思い出した。ウチも嫁さんが好きでよく見てるみたいなんだけど、あれってちょっとおかしいよな。
「上の子が下の子の世話をして、長女は早々と子供産んじゃったり…お風呂とご飯は戦争みたいだけど、みんなで助け合って暮らしてます」みたいな展開が多いと思うねんけど、親あかんやろ。ゴムのない時代ならいざ知らず、まともに養う経済力がないのにポッポコポッポコ孕ませて。
映画の中のオヤジはカネ目当てにオバハンと再婚しようとしてたし、テレビの方は仕事もあんまりしないで「子供大好きお父さん」みたいに画面でニコニコしてたりするけど、恥ずかしいと思わんのかな?大人として。

やっぱり子供を作るということは、かわいい!とか欲しい!とかだけでなく、育てあげる自信と裏付けがあって初めてすべきだ。ナマでヤッてデキちゃった!なんてのは論外としても、気持ちだけでは絶対に子供は育ててはいけない。
ご利用は計画的にってのはサラ金だけじゃないぞ。