
男子なら、気持ちはわかるんだろうけど。
ウォーっすげぇ!空軍が全面協力したという実写映像は迫力満点。CGでスクリーンの中になら何でも産み出せる昨今、たいがいのモノを見ても驚かないが、空中戦シーンだけは一見の価値がある作品だ。
でも、それだけ。火曜サスペンスじゃないけど顔見ただけで「あ、コイツ悪者だな」と思ったら絶対そうだし、国家機密をどうこう言う割にはテロリストに簡単に警備を破られすぎ。もうちょっと警備と脚本にお金かけようや。
「TAXi」もそうだったけど、この監督はすげぇメカがギュイ~ンって走ったり飛んだりするだけでお腹いっぱい、あとどうでもよくなっちゃうみたいだ。オモチャのパトカー(写真)をブゥ~ンって走らせた後は、ほったからかしで帰ってくるウチの息子とたいして変わりない。
フランス映画って何で「愛がどうだこうだ」いう小難しい作品と、こういうバカバカだけなんだろ。中庸はないのか?