
君がいるから、頑張らねば。
最初の公開は俺が7歳の時。劇場では見たことがなかったけど、テレビで見たのかコロコロで読んだのか、ストーリーはほぼ覚えている名作のリメイクだ。
とはいえ映画版は1年のブランクがあり、声優陣も全員変わったので最初は違和感があった。キャラの雰囲気も慣れ親しんだのとは違うし、妙にギャグを入れるのも映画版にはなかった演出のため、何だかなぁと思っていた。でものび太一行がタイムマシンに乗った瞬間、彼らは白亜紀へ、俺は子供時代へタイムスリップしてしまった。
のび太と恐竜ピースケの関係は親と子の関係。冒険部分は子供気分でワクワクしながら、ピースケに接する時ののび太に対して抱く感情は明らかに昔と違う。愛するがゆえに突き放す、ピースケのためなら普段やれないことも全然平気、「わかるよ!のび太」そう思いながらウルウルしてしまう場面が何度もあった。
来場者にプレゼントされたドラえもんの人形を1歳の息子に渡すと、妙に気に入ってしばらく握り締めたり、舐めたりしていた。今は青い色と丸い頭が珍しいくらいのもんだろう。
でも何年か先、一緒に映画館行こうな。そん時にオヤジが隣で号泣してても笑うなよ。
追記:写真はピースケの干物。フタバスズキリュウって鈴木君っていう高校生が発見したんやって!そのまんまやん。まあ、フタバノビリュウとかフタバゴウダリュウよりましか。