くっそー!騙された。

忙しい合間を縫って映画館に通う俺にとって必要不可欠なのがyahoo!の映画情報だ。この時間で見られる作品はどれかを調べるのが主な目的だが、どっちを見ようか迷ったりする時にチラッと参考にするのが見た人の評価。だからほとんどの人が評価5、一番上の人にいたっては「今年のベスト1」と書いてあるこの映画は見逃せないと思い、時間を盗んで行ってきた。・・・やられた、時間だけ盗まれた。

ベタベタやん!
難病、純愛、幸せな時間を切り取った写真、愛する人の死。オーストラリアがハワイに変わっただけで、行きたいところに行けずに死ぬパターンはセカチューと何も変わっちゃいない。こんなの観て喜ぶのは中学生、男子で言ったら「BOYS BE…」(ものすごく都合よく展開していく童貞用純愛マンガ。俺らイカ臭いだけの中坊の間で人気だった)レベルやと思っていたら、この映画の原題は「…ing」だって。何か匂わんか?

知らない人の評価に踊らされた俺が悪いんだけど、「純愛+韓流ブームだからちょっと古いけど大丈夫。タイトルも女子ウケ狙ってオシャレにしたし、きますって絶対!」そんなバイヤーの声が聞こえてきそうで腹が立った。
こんなんなら家で大掃除しておきゃ、カミさんにも怒られずに済んだのに…。