刺激が足りないの~(色っぽく)

1作目を見たのは2001年。本の中のモヤ~っとした想像世界にピントが合うような映画に新鮮な感動を覚えた。隣にはまだ「彼女」だった今のカミさん。手をつないでいるのを会社の人にみつかってドキドキしたのを思い出す。
あれから4年。成長したのはハリーやハーマイオニーだけじゃない。俺の腹も出てきたし、出っ張りすぎたカミさんの腹からは息子が登場。もうすぐ1歳になるヤツを寝かしつかせるのに必死なカミさんは、髪の毛をボサボサにしメガネをかけたまま寝ていた・・・。

はじめは新鮮でも、パターンを繰り返しているとマンネリになるのはデートも映画業界も同じだ。デートならサプライズも作りようがあるけど、もともと作り物で刺激だらけのCG映像の中ではもう何見たって驚きゃしない。48手やりつくして、チョコボール向井も土下座して「ネタ切れです」って謝ってるみたいな状態だ。あと驚くとしたら実物が隣に座ってるくらいのビックリがないとあかんわ。

原作ではあと2年予定されてるらしいけど、次はどんなサプライズをくり出してくるのか?そう考えるとマンネリを打破して48作も君臨した彼はやっぱり偉大だなぁ。