
子供の頃からずっと一緒に育った仲良し4人組が、初めて別々に過ごした16歳の夏。
それぞれが経験した出来事が彼女たちをちょっとずつ成長させる…
大人の階段の~ぼる~♪ H2O(エイチツーオー)の歌が聞こえてきそうな“ガールズグローイングアップストーリー”だから、関係ない俺には正直眠かった。
体型が全然違う4人なのに同じ”魔法のジーンズ”がピッタリあうのは「ありえない」という点に気が行きがちだが、そのジーンズを4人で洗わずに2ヶ月近く穿きまわしているのも「ありえない」し、一番「ありえない」のは「これからも私たちずっと一緒よ」とかいう胡散臭いセリフだ。
周りを見ていて、女の友情ほど都合よくて壊れやすいものはないと思う。「彼女は親友なの」とか言って、困ったりへこんだ時は泣きついたりするくせに、片方に彼が出来たりしたら思いっきり疎遠に。さらに同じ人を好きになったりしたら大変だ。「昔から気に入らなかった」とか「あの子はそういう女だ」とか第3者が聞いたらビックリするような発言がポンポン飛び出す。(あくまで人から聞いた話だけど)
やっぱり友情というのは「いつもベッタリくっついている」というより、「離れて生活していて久しぶりに会っても昔どおりバカ言い合える仲」というのが本当ちゃうかなと思うわ。写真の2人だって普段は仲悪いらしいし…。