
そりゃ、母は強くなるはずだわ。
アメリカ海軍陸海空作戦隊(SEALS)の腕利きに与えられた指令は5人の子守り。慣れない任務に戸惑いながら、子供たちの危機を救って最後は・・・ってのはシュワ知事の「キンダガートンコップ」とかと同じパターン。何も考えず安心して楽しめる・・・って去年までだったら俺も思っただろう。
しかし、長男が生まれ1歳になろうとする現在は違う。赤ん坊の時期、幼稚園、小学校、そして思春期とそれぞれの時期の「父親の役割」について考えさせられた。
今だって自分なりには一生懸命なつもりだ。「ウンチオムツ換え」にはだいぶ慣れてきたし、遊んでやるのは大得意だ。でも「ねかしつけ」は全く母親に歯が立たない。踊っても歌っても悪魔でもみたような顔で泣きじゃくりやがる。言葉は通じないし、人の迷惑とか一切考えない究極のマイペース生活。食いたいときに食い、寝たいときに寝て、それが叶わないとこの世の終わりみたいに泣く。あれと24時間つきあっているんだから、ヨメさんに頭の上がるはずがない。息子はこれからどんなふうに大きくなっていくんだろう?
そんなことを考えているからだろうか?最近ウチの子よりちょっと年上のよその子供たちがかわいくて仕方ない。映画の中でも子供たちのかわいさ、幼稚園くらいの子供が間違えて言った「おやすみなさい、パパ」のセリフにはグッと来た。
ただくれぐれも注意して欲しいんだけど、よその子がかわいいっていっても写真の彼とは種類が違うからね。