
わからんことがいっぱいある映画だった。
まず日本のマンガを原作に日本で撮影され、出演者の半数以上が日本人。なのに全編セリフが中国語に吹きかえられ、日本人の俺が日本で見てるのに字幕を読んでいるのがわからん。
そして北関東に多く存在する「走り屋」という文化。男子が機械やスピードに憧れる気持ちはわかるけど、商売にもならんのに金かけて、仲間内のオナニーと自尊心のために必死になり、危険を冒すのか?そしてそれを描いたマンガがヒットするのか?やっぱりわからん。
男性陣は香港や台湾のスターなのにどうしてヒロインだけ、妙に体だけたくましくなり、顔は子役のままの鈴木杏なのか?そしてなぜ不必要に短いスカートを穿かせているのか?あれが中国人から見た日本人女子なのか?わからん。
またその香港や台湾のスターたちなんだが、主演したジェイ・チョウが台湾の大スターだというのがわからん。もう一人のエディソン・チャンの方はなるほどと思う男前なのに、ジェイ・チョウくんは愛想の悪いバイト君以上でも以下でもなく、ずっと誰かに似てると思ったら巨人の前田幸長投手(写真)だった。
そしてこの映画を公開終了寸前に必死こいて見に行ってしまった今の自分が一番わからんかもしれん。