戦火のイラクのドキュメントというのはわかっていたけど、タイトルから海外の作品だと思っていたら、映画館でポスターを見て邦画だと気づいてビックリした。日本のテレビ局員が危なくて近寄らん地域に足を運んでニュース23やらステーションやらでレポートを入れていたジャーナリストの「ディレクターズ・カット」がこの作品だ。
汚いところに蓋をしたあとの映像を見て戦争を知っていた気になっていたけど、驚いた。子供の死体、なにも考えずに命令だけで動いてるアホ米兵、どう考えても石油権益だけが目的の戦争。放送できなかった部分にこそ本質が隠れているような気がした。
この映画を見ながら、昔ある女の子と「性善説と性悪説」について話したことを思い出していた。俺は自分自身が卑怯で小ずるいのを自覚しているから「性悪説」を、彼女は「性善説」を主張した。彼女自身は本当にいい性格の女性で当時は「彼女みたいな人もいるんだから性善説もありかな」と揺らいだこともあったけど、罪もない子供たちを巻き込むことがほぼわかっていながら爆弾を落とし、その死体を目の前にしながらも「仕方ない」「命令だから」と開き直れる状況。性善説なんてありえん。そんな人間がこれに耐えられるワケはない。
独立戦争以来、全戦無敗。自分の国が戦場になったことがないくせに、人の揉め事には首を突っ込んでおいしい権益かっさらう。911で攻撃されたというけれど、被害者なら10倍返ししてもええんかい!そんなアメリカでもやっぱり愛してる彼女に見てほしい、そう思った。
汚いところに蓋をしたあとの映像を見て戦争を知っていた気になっていたけど、驚いた。子供の死体、なにも考えずに命令だけで動いてるアホ米兵、どう考えても石油権益だけが目的の戦争。放送できなかった部分にこそ本質が隠れているような気がした。
この映画を見ながら、昔ある女の子と「性善説と性悪説」について話したことを思い出していた。俺は自分自身が卑怯で小ずるいのを自覚しているから「性悪説」を、彼女は「性善説」を主張した。彼女自身は本当にいい性格の女性で当時は「彼女みたいな人もいるんだから性善説もありかな」と揺らいだこともあったけど、罪もない子供たちを巻き込むことがほぼわかっていながら爆弾を落とし、その死体を目の前にしながらも「仕方ない」「命令だから」と開き直れる状況。性善説なんてありえん。そんな人間がこれに耐えられるワケはない。
独立戦争以来、全戦無敗。自分の国が戦場になったことがないくせに、人の揉め事には首を突っ込んでおいしい権益かっさらう。911で攻撃されたというけれど、被害者なら10倍返ししてもええんかい!そんなアメリカでもやっぱり愛してる彼女に見てほしい、そう思った。