
ふーっ。やっぱりウチが一番やね。
旅行から帰ってきたおかんのようなセリフを言ったかどうかは知らんけど、ハリウッドでは「コメディのできる身軽な東洋人扱い」しかしてもらえなかったジャッキーがホームグラウンド香港で安心して作ってるわ。
冒頭から酔拳を思い出させるようなシーンで始まるものの、石丸博也さんの吹き替えが似合うコメディーではなく、アクション抜きでも楽しめる骨太のストーリー。友達とカンフーごっこをした我々世代のジャッキーファンが、オトナになった今でも楽しめる「ビターチョコレート」みたいな作品になっている。
アクションがイマイチとかワイヤーは使って欲しくなかったとかいうヤツもいるみたいだけど、おっちゃん1954年生まれよ。田尾と同い年、江川より年上よ。そんな人にイチローや松坂みたいなプレーを期待したらあかんやろ。マスターズリーグよりはずっとレベルの高いパフォーマンス見せてくれると思うけどな。
でも世の中には1950年生まれで未だにものすごく強い写真の人や、もう一つ年上で140キロのボール投げる村兆さんみたいな人もいるわけで・・・おそろしや!
写真のおじさんが元力士だったことを知っている人はクリックして下さい!(映画風呂具ランキング)