1年の計は元旦にあり?

とはいうものの、2005年一番最初に見たかったのはやっぱりコレだった。「少林サッカー」で、くだらない想像を実写化する面白さを見せつけてくれた周星馳の新作。テーマ?なし。リアリティ?ゼロ。感動?もちろん皆無。でも、宣伝コピーの通り「ありえねー」闘いをスクリーンで見る痛快さだけで、↓の作品の数十倍は価値がある。

カンフーとサッカーという異質なものを融合させた前作と違い、今回はカンフーのみ。物足りない部分も正直あるが、そのぶんドラゴンボールばりの力技を連発。観客を納得というか呆れて笑い出させるのだからたいしたものだ。
見た後パンフを読んだら、この映画は周星馳が子供の頃持っていた「カンフースターになりたい!」という思いをカタチにしたものだそうだ。映画という「見る人に夢を見せる」道具を使って、自分の夢を実現した彼は素晴らしいし、すごく羨ましいと思った。
何も考えず、去年のウミを全部吹き飛ばしてくれる「おんどりゃー」的なパワー満載の作品だ。正月で鈍ったアタマに渇いれるために。新年会前に。景気づけに一本どうです?お兄さん。

蛇足だが、途中で出てくるカンフーの達人(仕立て屋さん)が写真の彼に似てて気になって仕方なかった。

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