
こういう映画を見ると、男やねんなぁと改めて実感するわ。
ちょっとずつ交錯していく5人の女性のショートストーリー。それぞれが悩みを抱えながら、それに踏ん切りをつけて「新しい靴」に履き替えて人生を歩き始める。女性にはすこぶる評判がいいようだから、たぶんいい話なんだろう。ただ俺にはどれ一つピンとこなかったというのが、正直な感想だ。
女性向けの映画でありがちなパターンだが、やたらと女性ばかりでやっと男が出てきたら理解あるゲイ、みたいな登場人物たちが誰一人魅力的には見えなかったし、彼女たちが常に男との距離を見ながら設計している人生に全く共感できなかった。もちろん家族やパートナーの支えは必要だと思うけど、理想は「自分がこうしたい」という主張があっての人生なんじゃないだろうか?
まあこれは別にどっちが悪いとかじゃなくて、多くの女性がプロレスを理解できないのと同じ。どちらともホモ・サピエンスでありながら、実は全く違う種類の生き物である男と女の性だろう。それが混在している彼ら(写真)の感想を聞いてみたいもんだ。おすぎがまた「この映画をみるために生まれてきた」と褒めたのに、ピーコが「選ぶ靴のセンスが悪い」とか言ってケナしてるかも。
唯一、気になった点。こんな女性的な映画を撮った監督の名前がラモン・サラザール。「24」サードシーズンに出てくるテロリストと同姓同名だ!興行収入がテロリストの資金源だったりして…。
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