
「恋の悪ふざけ」
長くて意味のわからん邦題を付け替えるとしたらこんなもんだろうか。
お互いの辛い境遇を忘れるため、「お互いの出したことを無条件でやる」という「ゲーム」を始めた幼馴染みの2人。はじめのうちは学校の先生を困らせるくらいの微笑ましいイタズラだったものの、年を重ねるにつれどんどんエスカレートしてくる。そのうち友情が愛情に変わっていくんだけど、不器用でなかなか気持ちを伝えられない…。
映像や演出は洒落た感じだけど、「ゲーム」に全然センスがない。お互いはその課題をクリアするのに苦労するけど、その結果周りの人がちょっと幸せになるみたいな感じにしたら、もっと楽しめたはずなのに…ってそれじゃまんまアメリか。
監督としては「なかなか大人になれないかわいい2人」みたいに描きたいようだが、観ていてどっちにも感情移入できない。「ゲーム」のためか「2人の愛」のためかしらんけど、家族や周りの人々をどんどん傷つける様子は一切応援できず、不快以外の何者でもなかった。そんなことしなくちゃ成立しないのは絶対愛なんかじゃない。だから普段はハッピーエンド愛好家の俺が、ハッピーエンドを観てて腹立った。
大人になりきれない監督には、おかん(写真が想像図)あたりにこう叱ってもらいたい。「アンタ、店番もしないで!悪ふざけもたいがいにしとき!最後にキスさせて、カメラ引きながらパンアップすれば何でも許されると思っとったら大間違いやで!」
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