
正確に言うと映画ではないかもしれない。演劇をカメラで収録、編集したものを映画館の大スクリーンで上演するという新しい試み。まあ映画館でやったということで、一応同じくくりに入れてみたい。
正直、これまでクローズドサーキットとかパブリックビューイングみたいなものは、あんまり認めていなかったけど、良かったわこれは。精密な設定を作り出すために莫大な費用やCGを使う映画と、そこは観客の想像力にゆだねる演劇。それを映画のホームグラウンドで見ているということに初めは違和感があった。でも、見ているうちにどんどん引き込まれて行き、最後はワクワクして拍手しそうになった。
最近は技術が進化して家庭で映画館並みの迫力は味わえるようになったけど、映画のDVDにしても演劇の中継ビデオにしても、テレビの脇にカレンダー貼ってあったり、手前のちゃぶ台にみかん置いてあったりして、作品に集中しにくい状況があった。それが妨害のない映画館の暗闇の中だと良くも悪くも作者のいいたかったメッセージがぐんと伝わりやすくなる。もちろん、芝居はナマで見るのが一番だけど、時間や予算や上演回数の都合で見られる人は限られてくる。そんな人に疑似体験してもらって「次、ナマで見に行こう」と思ってもらうには有効な手段だと思った。
追記:最新コメントをご覧になれば気づくと思うが、今日ちょっとした事件があった。状況を説明したい。
1)今朝、このブログをチェックすると先日書いた「SAW」の記事について3人の方からコメントをいただいた。『闇┃ω-`) 』という方と、もう一人の方Aさんが僕のトラックバックに対する姿勢を批判されていて、Bさんという方が擁護というか反論されていた。
2)Aさんはご自分のリンク先を表示してあったので、どういう対応しようかと考えていたところ、しばらくするとAさんからBさんに対しての反論が書き込まれ、最後に『こういう場でこんな議論をするのもおかしいし、読者が不愉快だろうから削除してください』とあった。
3)Aさんのご希望通り、コメントを削除しようと思ったが、僕はそんなことをするのは初めてだったため、削除の方法がないと勘違いし、記事本文のみコピーして新記事を作成。もとの記事は削除して対応した。
4)当然ながら一緒に『闇┃ω-`) 』さんの書き込みも消えてしまい、怒ってらっしゃるわけだ。
未熟なところはあったけど、都合が悪くて削除したとか逃げたとかそういうことでないのをご理解いただきたい。
元々は僕のトラックバックが原因なんで書いておこうと思う。
僕は映画を見てこのブログに好き勝手に感想を書きちらしている。で、そのあと同じ映画を見た人を探して感想を読み、「僕も同じ映画見たんです!僕はこう思いましたよ」という意味をこめてトラバを送らせてもらっているつもりだ。関係ないところにトラバしたり、何度も同じところにトラバしてその方のブログを荒らしたりはしていない。もちろん意見は食い違っている場合もあるが、いろんな意見があるのが面白いと思ってあえて送っている。実際、僕も目からウロコの鋭い見方に出会うことも多い。
その際に「トラバさせていただきました」という挨拶がないという批判を受けたけど、上に書いたとおり、ページへのリンク依頼と違って僕はトラバ自体に挨拶の意味があると思っているので書きこんでいない。それが理由だ。
もちろん駄文だからつながることを嫌がる方もいらっしゃるかもしれないが、それはそれで削除していただければありがたいし、受付けていないブログもよく見かける。
だから僕と同じ映画を見た方にはどんどん僕にもトラバを送っていただきたいし、僕のブログからトラバが来たら「こんな下らんヤツもいるねんな」と鼻で笑って、気に入ったらトラバ返しをお願いしたい。それが僕のブログの楽しみ方だ。
ネチケットに対しての解釈の問題なんだろうけど、僕もネット上での身元(ココ)はあかしているわけだし、アドバイスいただけたら幸いだ。ちゃんと身元はあかしていただいて。
「グダグダいいおって…話が長い!喝っ!!!」彼に怒られそうだ。