
「女々しい」というのは男に対して「女みたいなウジウジメソメソしたことすんな!」という時に使う言葉だが、とんでもない!男の方がよっぽどウジウジ悩む生き物だ。
そのくせ、それを認めたくない男は強がったり、小難しい屁理屈をこねたりする。その屁理屈系の男に映画を作る能力があるとこういう作品を撮る。
日本での宣伝の力でキムタクがメインの話だと思っている人はご用心。キムタクが出ているのはほんのちょっとだけ。代打でたまに出てくるカージナルスでの田口選手くらいの存在感しかない。(まあ、それでも日本のニュースは『田口のカージナルス』みたいな表現を平気で使うけど)
また『2046』というタイトルや予告のCGで近未来恋愛話みたいにも見えるけど、舞台は1960年代の香港。過去の恋愛をいつまでも引きずっている作家が、自分の気持ちを正当化をするために小説という空想の世界に逃げ込む。ただ普通では整合性がとれないのでムリの通るSFにしちゃった。そんな作品だ。ストーリーは見る側の想像力をかなり要求されるので、絵画好きな人とかには楽しめるのかもしれない。
「いつまでもウジウジしている男の文章」日本代表と言えば、思い出すのは彼の手紙だ。「拝啓 けい子ちゃん。父さんの作った家には電気もないわけで…。北海道はボクにあっていないと思われ…」最後は公私混同でウマイことやったけど、なんだかんだいって派手な女性遍歴だったよなぁ…って全然映画と関係ないやん!
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