
「こんばんは」というのは別に昔懐かしい彼のマイクパフォーマンスではない。(プロレスファンじゃないとわからんやろうなぁ…)
墨田区の夜間中学の生徒たちを追ったこの作品のタイトル。夜間中学だから最初の挨拶は「こんばんは」というワケだ。
夜間中学の映画というと山田洋二監督の名作「学校」を思い出す人も多いだろう。あの作品と同じように生徒は外国人の他、主に戦時中や戦後のゴタゴタなどで学校に通わずに働かざるをえなかったお年寄りだ。でもこっちはホンモノ、何がすごいって目に「力」がみなぎっていることだ。
「学校?勉強って社会に出て役立ってないじゃん」「何でいかなきゃダメなの?うざいし」そんなガキどもが多いこの平成で、学ぶいや、学べることの楽しさや喜びを満喫している彼らの表情にどれだけ力があることか!年齢なんて関係ない。その証拠に途中で出てきた現役中学生の目はどこか弱々しくて「若さを生きている」だけだった。
今回はちょっとマジメに書こうと思う。日々の暮らしのことを「生活」という。自分を含め、全ての生物が「生きている」ことは間違いないが、はたして「活きている」だろうか?
さまざまな苦労を重ね、あの年になって「活きる喜び」に出会えた彼らを見ていて、自分を省みようという気持ちにさせられた。必見!
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