会社の上司あたりが結婚式でよくやる「大真面目で内容はとてもいい、だけどたまらなく退屈な祝辞」みたいな、どうにもこうにも、ちゃかしようのない映画である。

1:前出のインファナル…とは違って「登場人物が絶対死ぬとわかっている」物語。
2:ベースになっているのは本当に気の毒な実話。
3:描かれるのは親から子、子から親、そして夫婦の間にある無償の愛。
果たして社会の役に立っているかは疑問だが、自分を無事に生んでここまで育ててくれた親には感謝したくなったし、こう見えて結構涙もろいので3ポイントで合わせ技1本となるかと思ったが、全然。逆の意味で(涙)

予算削減なのか、出資者のカラミなのか?ポイントポイントで出てくるメイン以外の登場人物があまりにも…。ストーリーに引き込まれる直前で必ずフッと我に返されてしまう。
今の時期なら旬の味覚、秋刀魚に添えてあげるのが一番いい使い道だと思うんだけどなぁ。

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