キャッチコピーは「世界...が泣いた!」
でも、よーく見てみたら「世界」と「が泣いた」の間に、ちいさ~く で おすぎとピーコと、あと松島トモ子だけ って書いてあった(ウソ)
確かにトラの子供たちは「ナマケモノが見てた」のレッサーパンダくんばりに可愛かったし、CGを使わずあれだけの画を撮ったのはたいしたものだと思う。でもやっぱりトラはトラ。基本的に「甘える」と「怒る」の2種類の演技しかできない新人俳優にいきなりセリフなしの主演は荷が重かった。
テーマも「肉親の愛」なんか「人間のおろかさ」なんかどっちつかず。主役の演出に時間がかかりすぎたのか他のキャラには手間がかかってないし、カワイイといってもトラ。観客がどのキャラクターにも感情移入できないのが辛かった。
唯一コイツいい味出してるなと思ったのが地域を統治している「殿下」という男。小太りで横に美女を従え、親の七光りで今の地位にいるけど覇気うすめ。某国の「○軍様」にかぶっててニヤケてしまった。

同感した人はクリックして下さい!(映画風呂具ランキング)